教養

敬語表現を学ぶ!尊敬語・謙譲語・丁寧語の使い方を事例をみながら振り返ろう!

みなさん、こんにちは!ひなたです!現在、スイスチューリッヒを旅してまして、こちらは非常に寒い季節となっています…(現在の気温は0℃となっていて凍え死にそうです…)

さて、本題に入ります!前職の会社にいて少し感じていたことなんですが、敬語の使い方を間違っている方ってけっこう多いと思うんです!(私も緊張するとよく間違えるので人のことをはあまり強く言えませんが…悲)後輩や部下に対して謙譲語を使ったり、先輩や上司に対して尊敬語を使えていなかったり。

でもそれは仕方のないことだと思うんですね!日本の初等教育(小学校)と中等教育(日本の現行学制上では中学校と高等学校が該当します。)では敬語を学ぶ時間が用意されていますが、それ以降、つまりは専門学校や大学、大学院のほとんどの学部(学科)では敬語を必修科目として学ぶ時間は用意されていませんし、あったとしても一部の教養科目でそこまで多くの時間を取れないからです!

ト○タさんやNT○さんのような大企業でしたら入社後、ビジネスマナー研修などが用意(日系大手の場合、大体は1ヶ月程度)されていてそこで敬語表現の復習をすることができると思うのですが、いきなり現場に入ったり、仕事を任される人にとってはけっこう苦労されるかと思います…(私の周りにもそのような方が何人かいまして、すごい苦しんでいました。)そこで今回は基本中の基本になりますが、敬語表現としてこれは覚えておいた方が良いというものを拾いあげていきたいと思います!

当記事の対象者:正しい敬語表現が分からない学生の方と新卒の社会人の方

敬語の基本!尊敬語・謙譲語・丁寧語について

まずは敬語にはどのような種類があるのか、そこから振り返っていきましょう!敬語と聞くと、恐らくタイトルにあげた「尊敬語」、「謙譲語」、「丁寧語」の3つを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?実はですね、正確にはこの3つの他に「丁重語」、「美化語」という敬語があるんです。こちらは平成19年(2007年)2月に文化審議会の国語分科会が「敬語の指針(答申)」まとめたものでして、こちらの指針では謙譲語と丁寧語がより細かく定義されています。すごい簡単に言いますと、謙譲語は「伺う・申し上げる」型として1分類(新しく謙譲語Iとして定義付け)、「参る・申す」型として2分類(新しく謙譲語IIとして定義付け)となり、丁寧語は通常の「です・ます」型とは別に、新しく美化語(「お酒・お料理」型)が定義付けされました!

敬語の説明が少し長くなりましたが、もしさらに詳しく知りたい!という方がいましたら下記に「敬語の指針(答申)」のURLを貼り付けてますので、詳細を確認してみてください!

敬語の指針(答申)のURL:http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/sokai/sokai_6/pdf/keigo_tousin.pdf

それではタイトルの本題に戻ります!上記で5分類とお伝えしましたが、理解のしやすさの観点から旧来の3分類(尊敬語・謙譲語・丁寧語)で話を進めていきたいと思います!それぞれの敬語の意味について、以下に簡単にまとめておりますのでまずはそちらをご確認下さい!

・尊敬語:相手を高めて直接的に敬意を表現(主語は「相手」)

・謙譲語:自分がへりくだって相手への敬意を表現(主語は「自分」)

・丁寧語:改まった表現や丁寧な言い回し

敬語は相手やシーンに合わせて正しく使うからこそ、相手を尊重する気持ちを伝えることができます!例えば、「食べる」という言葉ですが、尊敬語では主語が「相手」なので、「召し上がって下さい」になりますし、謙譲語では主語が「自分」になりますので、「いただく」ということになります!

余談ですが、最近ビジネスのやりとりで、「先日は○○にお越し頂き、ありがとうございます。」のようなメールをいただく機会が何度かありました。読者の皆様には気をつけていただきたいのですが、実はこれ誤った表現なんです!いただくには、「いただく」、「頂く」がありますが、1つ目は何かしてもらうに使います。つまりお客様などにご足労いただいた時は、「お越しいただき、ありがとうございます。」になります!2つ目の「頂く」はもらうの謙譲語なので、お酒や食事などを提供された時に、「有り難く頂きます。」のように使います!口語表現ではわかりませんが、メールなどの文語表現ではその間違いが明確に分かってしまうので、気をつけないといけませんね!(私も気をつけないと…)

丁寧語の基本は助動詞の「です/ます」型ですね!他部署の部課長に「今日部長はいる?」と聞かれたら「部長はいるよ。」ではなく、「部長はいます。」になりますし、目上の方に「その料理は美味しい?」と聞かれたら「美味しい。」ではなく、「美味しいです。」となります!言葉遣いを改善するためには、以下の3ステップが重要になりますので、是非敬語に自信のない方は3ステップを意識しながら生活してみて下さい!

(1)まずは敬語を「知る」 → 敬語の書籍を斜め読みする。

(2)敬語を「実際に使う」 → 学んだことを使ってみよう!

(3)敬語を「復習」しよう → 誤りを感じたらもう一度復習!

この3ステップを繰り返す中で正しい敬語表現が身につくと思います!

丁寧語の多用に気をつけよう!

文頭に「お/ご」を付けると、発言の丁寧さが増しますよね!丁寧語は尊敬語や謙譲語と異なり、相手への敬意を直接的に示すものではないですが、会話表現の美しさや上品さを上げることで、結果的(間接的)に相手に対する敬意を強調することができます。ただ、丁寧語の使い方を誤ると、品位を落とすことに繋がりますので、口語表現の中では多用し過ぎていないか注意が必要かと思います!

丁寧語にしない代表的な言葉として、①外来語(ビールやビルなど)、②「お」で始まる言葉(おかずやおでんなど)、③動物、野菜、自然現象など(犬、猫、ほうれん草、玉葱、晴れ、雨、曇りなど)、④悪い意味の言葉(窃盗、泥棒など)などがあります!

その一方でどのような言葉を丁寧語にするの?と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。丁寧語を使うことで上品さが増す言葉としては、①和語(訓読みする漢字)に「お」(お酒、お財布など)、②漢語(音読みする漢字)に「ご」(ご意見、ご無事など)になります!また言葉そのものを置き換えて、上品さを上げる置き換え型の丁寧語もあります。一部紹介しますと、「腹」は「おなか」になり、「うまい」は「美味しい」となります!もっと知りたい方はGoogleで「置き換え型 丁寧語」で検索すると、一覧表などがありますので、そちらを使って勉強してみて下さい!

丁寧語の使う/使わないはしっかりと区別する!

間違いやすい敬語表現hの10事例

過去からの慣習からついつい使ってしまう敬語表現って沢山あると思うんです!しっかり記憶したモノゴトはリセットすることが難しいと思いますが、これを一つの機会にしてしっかりと覚え直しましょう!

・「当社」と「弊社」:どちらも自社を意味しますが、「弊社」はへりくだった表現となりますので、お客様とお話しする際は、「当社」ではなく、「弊社」を使うようにしましょう!

・「御社」と「貴社」:どちらも正しい敬語表現ですが、御社は口語表現として、貴社は文語表現として使われますので、きちんと使い分けしましょう!

・「つまらないものですが〜」:謙譲する表現として昔から使われてきたこの言葉ですが、最近では「(客でもある)私につまらないものを持ってきたのか!」ということで、失礼な印象を与えてしまうことも多いみたいです。手土産を渡す際には、「こちら○○店の○○になります。ご家族と召し上がって下さい。」のような表現をすると良いかと思います。

・「参考になりました。」:上司や先輩から話を聞いた後、「参考になりました。」と伝えると、あなたの話はあくまで参考程度。という理解がされてしまいます。「参考になりました。」ではなく、「大変勉強になりました。」を使うようにしましょう!

・「ご苦労様です。」:「ご苦労様」という言葉は上司や先輩が部下や後輩に対して使うものです。部下や後輩は「お疲れ様です。」を使うようにしましょう!

・「了解しました。」:こちらも使う人が多い言葉ですね!でも「了解」という言葉は上司や先輩が使うものなんです。なので、上司から「この仕事頼むな!」と言われたら「了解です。」では失礼なので、「承知しました。」と答えるようにしましょう!

・「なるほど。」:こちらは私もついつい使ってしまう言葉です…こちらは尊敬語でもなんでもありません。なので、上司や目上の方から「(業務上の確認で)これは○○じゃないのか?」などと言われたら「承知しました。」や「おっしゃる通りです。」などと回答しましょう!

・「ご一緒します。」:こちらは対等な人間関係間で使われる言葉になります。部下や後輩が上司や先輩と同行する場合、「お供させていただきます。」となりますね!

・「拝見させていただきました。」:「拝見する」は「見る」の謙譲語ですね!その敬語表現にさらに「させていただく」を付けると、過剰な敬語表現になってしまいます!なのでこの場合では「拝見しました。」を使いましょう!

「お伺いします。」:正しそうに見えますが、「行く」の謙譲語である「伺う」に、さらに尊敬語の「お」をつけてしまっていますね。この時は「伺います。」を使いましょう!

まとめ

いかがだったでしょうか!敬語表現といっても本当奥深いですよね!記事を書きながら私も復習することができました!特に間違いやすい敬語表現の10事例ではすっかり忘れていたものもいくつかありました…悲 人間の記憶力なんて大したことないんだ!ときちんと割り切って何度も復習することが大切なのかもしれませんね!

今回の記事は学生の方(専門学生、大学生、大学院生)、新卒社会人の方を対象に執筆しましたが、次は(もし時間があったら…)社会人3年目〜5年目の方を対象とした少しレベルを上げた敬語表現についても記事を書いていきたいと思います!

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それでは本日はここまでにしたいと思います!最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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初めまして!ひなたです!今まで50ヶ国以上を旅してきました!これからは記憶だけでなく、記録として情報を残していきたいなと思い、ブログを始めました!まだ20代なので、大学生や大学院生、社会人1年目から3年目の方々に読んでいただけるように頑張っていきたいと思います!